歌いましょう。
脱力して歌ってください。
「普通と違うことをしているのに、脱力なんてできない！」
そうなんです、脱力できていたら、悩まないことなんです。
なので、歌ってください、鼻歌を口ずさむときのように。
その状態で、演奏してみてください。
大事なことは、最低限の力で演奏すること。
自分のお腹から口、マウスピースを通ってベルまで、
一本のホースをイメージしてください。
息を支えるための腹筋、両足でしっかり立つための足…
必要なところにのみ、力を入れましょう。
音を鳴らすために必要な圧力をかけた息を吹き込んで、
タイミングよく素早く指を動かす。
息を入れるイメージは、
開封したばかりでたっぷり入ってるケチャップやマヨネーズを
ぎゅっと素早く押して遠くへ飛ばすイメージ。
軽く遠くへ。
指を素早く動かすイメージは
早い人のスマホのタップやパソコンのタイピング。
肩や腕に力を入れず、軽く指を躍らせるように。
そして、歌ってください。
細かいことは気にせず、フレーズ全体をつなげる意識で
気持ちよく吹いてください。
前よりもなめらかな、
音と音がつながったフレーズになっていませんか？
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