6/25(日)、なでしこホールコンサートが無事終了しました。
東京から神戸に移動してのコンサート。
楽器や楽譜、衣装などの忘れ物がないかドキドキしながら迎えた当日でしたが、大きな事故なく終えられて、今はほっとしています。
ご来場くださいました皆さま、ありがとうございました。
神戸についたら…
神戸に着いたら、いつものルーティンです。
子どもの頃からお世話になっているリペアマンに楽器を調整してもらうため、楽器を預けます。
その間、帰るたびに様変わりしている三宮を散策。
今回は長らく行きたいと思いつつ行けていなかった、ROASTELIER by NESCAFÉへ行き、2023年上半期を振り返りました。
前日リハーサル
これまで出演させていただいたコンサートは、前日の夕方から会場を借りて出演者アンサンブルの練習をおこなっていました。
今回は当日のみということになったので、ピアニストさんのお宅へお邪魔し、最初で最後の合わせ練習をおこないました。
初めましてですぐに音合わせ…
事前に電話にて、口頭で少し演奏についてお話しさせていただいていましたが、実際に音を出して合わせるのは前日が初めて!!
とても緊張しますし大変な作業ですが、お互いの音楽を全身で感じつつ、調整していくのはとても楽しいです!
私にとって合わせの1回目は「初めて私の演奏を披露する小さな演奏会」と考えています。
最終的には一緒に1つの作品を作り上げる“同志”。
ですが、1回目は、
・私がどんな演奏をしたいか
・どんな表現をしたいか
それを伝える場だと思っています。
今回のピアニストさんは大ベテランの方。
演奏しながら、口頭で「ここはこうしたい?」と確認しながら、とてもスムーズに合わせが進むよう、とてもリードしていただきました。
当日リハーサル
当日のリハーサルは、演奏の大詰めをするというより、会場での反響や吹き心地を確認し、調整するのが大きな目的です。
良くも悪くも「ああ、こういうホールだったな」と思いながら、3枚ほどの候補の中から最終的なリードを選ぶ作業をしました。
あっという間の時間…
あとは、会場準備などをしながら、開演時間を待つのみです。
演奏曲目
- 【ソロ】チャルダッシュ/V.モンティ
- 【全員演奏】あなたと一緒に
私は、以上の曲を演奏しました。
【ソロ】チャルダッシュ/V.モンティ
この曲は、ヴァイオリンの演奏が最も有名だと思います。
今回のなでしこホールコンサートのテーマは「祝★10周年」
有名な曲を中心に、お祝いできるような曲を選曲いたしました。
難易度のとても高いこの曲、サックスも例外ではありません。
酒場で演奏され、あまりにも人気が出てしまったために禁止令が出たほどの曲…
確かに、演奏側も聴いている側も、どんどんテンションが上がってしまいますよね!
でもテンションが上がり、演奏が早くなってしまうと自分自身が大変なことに…
いかにテンションが上がっていることや会場の盛り上がりを音に表現しながらも、自分自身は落ち着いて演奏するかというメンタル面の強さも要求される曲です。
演奏終了後には会場から「ほぉ〜っ」というため息が聞こえてきたので、良い演奏をお届けできたのではないでしょうか?
終演後のお見送りの時間にも、たくさんのお客さまから
「サックス良かったわよ〜」
「次回も楽しみにしているわね」
「素敵な演奏をありがとう」
「サックス、辞めちゃっていたけど、またやってみようかな」
などの嬉しいお言葉をたくさんいただくことができました★
ありがとうございます♪
【全員演奏】あなたと一緒に
なでしこホールコンサートの最後に、全員で演奏し、お客さまと共に歌う、毎年恒例になっているこの曲。
コロナ禍でここ数回は声を出すことができていませんでしたが、ようやく以前のように全員で演奏することができました!
お客さまの声
※掲載許可をいただいたもののみ、ご紹介いたします
私の演奏について
弦楽器のチャルダッシュは何度も聞いたことがありますが、サクソフォンの演奏は初めてでした。とても表現力が豊かで、深みのある音でした。素晴らしい演奏をありがとうございます。
選曲について
サクソフォンの音域や音の大きさ、表現力がすぐに分かる難しい曲を演奏していただいてありがとうございます。
全体の感想
ホールが少しデッド過ぎて、フルートや声楽の方の高音域が反響できず、そこで苦労されているのが残念に思えました。簡単な反響板を設置すればよいかと思います。サクソフォンは影響を受ける音域ではないようですので、問題なく聴こえました。
お越しくださった皆様、行けないけど…とあたたかい声援をくださった皆様、本当にありがとうございました!
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