前回の続きです
今回の投稿は前回の続きです
弱奏部分で歌うことが
いかに大切かについては
こちらをご覧ください
サックスには難しい「弱奏」
弱奏で歌うためには息のコントロールが必須です。
まずは息のコントロール力をつけましょう!
【息のコントロール力のつけ方】
①「量」をコントロール
ロングトーンをする際、メトロノームに合わせて音量を変えたり長さを変えるなど、自分が「こうしたい!」と思ったことができるようにしましょう。
★強弱をつける練習方法をこちらでご紹介しています!
(画像をクリックすると記事へ飛びます)
②「圧力」をコントロール
音を小さくしようとしたときに、息の圧力が足りず、音が痩せてしまうことがあります。
小さく演奏しているときに、
・サーサーと息の音がする
・音が震える(細かく揺れる)≠ビブラート
・唾が溜まっているような水の音がする
というような状態になっていたら、息の「圧力」が足りていません。
音を小さくしながらお腹の支えを徐々に強くして、音が痩せてしまわないように注意しましょう!
【弱奏での表現の練習】
①どんな“p”かを考える
楽譜に書かれている“p”は、どんな表現のための“p”でしょう?
静かに漂う様子?
命が尽きる瞬間、静かに息を引き取ろうとしている様子?
悲しい様子?
眠ろうとしている子どもに優しく話しかける様子?
小さな声で話している様子?その内容は、楽しい話 or 悲しい話?
感情は表に出していないけど、怒りが今にも溢れそうな様子?
上の例えで言えば、下にいけばいくほど、強い感情だと私は考えます。
そして、感情が強いほど、圧力は強くかけているのが効果的です。
②曲の構成や背景を考える
この演奏箇所の後、曲が盛り上がりますか?
落ち着いていきますか?
作曲者はどんな思いで、この曲を作ったのでしょうか?
盛り上がっていくなら、徐々に息の圧力を強くしていきましょう。
また、作曲者の想いに感情移入して、圧力を強くしていくのもおすすめです。
弱奏部分で豊かに表現し、上級者の仲間入り!
弱奏部分、弱奏にすこと自体も、最初は難しいと思います。
だからこそ、さらに弱奏部分で歌い込むことができると、一歩も二歩も周りに差をつけることができますよ!
「息のコントロール方法がよくわからない…」
「楽曲分析なんて私には無理…」
「自分なりにやってみたけど、これでいいのかな?」
そんな時はみなみサックス教室までご連絡ください!
みなみサックス教室では、それぞれのレベルに合わせてレッスンを行います。
レッスン形態は
①対面レッスン
②オンラインレッスン
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